クレオメ

和名は、『風蝶草』や『酔蝶花(スイチョカ)』とか呼ばれますが、フウチョウソウ科の一年草です。
原産は、南アメリカ。日本では、全国各地で栽培が可能です。
長い雄しべと可憐な花びらが風に揺れる様が、蝶に見立てて命名されたと聞きます。
日が暮れ始める頃咲き始め、始めはピンク色だった花びらが次第に白色になり、
一日経つと、一つの花が終わると聞きます。
ですが、次から次へと咲くので、咲き終わりが感じられません。
直播きの花は、8月から咲き始め、10月頃まで楽しませてくれます。香りは有りません。
上の写真は、23時ころの撮影です。夜間でもしっかり開いているのですね・・・
種を自然に播種し、毎年発芽してくれます。手間いらずが気に入っています。
草丈は60cm位ですが、生育環境によっては1m高位まで伸びます。

もうひとつ、追加情報として‥
茎や葉の裏側は、白く細かい、しっかりした毛で覆われています。
そのところどころには、かえしが付いたように鋭い棘があります。
生木の頃はいいのですが、立ち枯れする頃には、その棘が更に鋭さを増し、
何気なく触ると、皮膚を傷つけます。

画像のほぼ中央に写っていますね

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